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原状回復編 |
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原状回復の根本的原因 「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」より |
原状回復の問題は、退去時「出口」でなく、入居時「入口」の問題である。
⇒入退居時の物件の確認のあり方、契約締結時の契約条件の内容の問題である。
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さらに、言い換えれば、「賃貸管理のあり方」の問題にまで遡る事になる。
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★ トラブルの原因
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- 入居時及び退去時における損耗等の有無など、物件の確認が不十分であること
- 入居時に おいて退去の際のことまで想定することは困難であるという実態
- 長期にわたることが一般的な居住用建物の賃貸借契約
- 当事者間の記憶だけではあいまいとなり、損耗等の箇所、発生の時期など事実関係の有無等をめぐってトラブル
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★ トラブルを未然に防止するためには(事実関係を明確にする)
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- 入居時及び退去時にチェックリストを作成
- 部位ごとの損耗等の状況や原状回復の内容について、当事者が立会いのうえ十分に確認すること
- 損耗等の箇所、程度についてよりわかりやすく、当事者間の認識の差を少なくするためには、具体的な損耗の箇所や程度といった物件の状況を平面図に記入
- 写真を撮るなどのビジュアルな手段を併せて活用
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こうしたチェックリストなどは、後日トラブルとなり、訴訟等に発展した場合でも証拠資料になりうるため、迅速な解決のためにも有効
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